もしも冥王様とシャイターン。

もしも冥王様とシャイターンが出逢ったら。

Θ「…」
シ「…」
Θ「我ハΘダ…。ォ前ハ?」
シ「シャイターンダ…」
Θ「…」
シ「…」
Θ「会話ガ…続カナィナ…」
シ「ソウダナ…」
Θ「…」
シ「…」
ラ「えぇーい!!いつまで見つめ合ってる気なのよッ!お見合いじゃないんだから!」
シ「ライラ!?」
エ「Θ!お前ミーシャ返せ!」
Θ「エレフカ…」
シ「ライラ、ドウシテココニ…」
ラ「天の声に頼まれたのよ、きっとあの二人じゃ会話が続かないから、エレフセウスさん?と一緒に間を取り持ってくれって」
エ「Θぅぅぅぅ!!ミーシャ返せぇぇぇぇ!!うわぁぁぁぁぁぁミーシャぁぁぁぁぁ!!(号泣)」
Θ「手ニ負エナィナ…。シャィターン、何トカ出来ナィノカ」
シ「我ニ振ルノカ!?…炎ヲ出ス事クライシカ出来ナイゾ。Θハドウナノダ。死ノ神ナノダロウ?」
Θ「我ハ、マヨネーズ付ケタリ、カレー食ベルクラィシカ出来ナィ」
ラ「シャイターンより役立たずなのね」
Θ&シ「∑(ぐっさり)」
エ「うわぁぁぁぁミーシャぁぁぁぁ!!兄ちゃんが不甲斐なかったばっかりにぃぃぃぃ!!(号泣中)」
ラ「黙れシスコン」
Θ&エ&シ「∑(ビクッ)」
ラ「男なら黙って涙こらえなさい。私なんて父を奪われ、母を奪われ…、挙げ句の果てに悪魔と契約よ」
シ「ライラ…!!我ト契約スルノハ嫌ダッタノカ…!?」
エ「俺なんか…俺なんか…!!奴隷にされて、ミーシャとオリオンと逃げたと思ったらはぐれて、訳のわからないジジイと旅して…!!父さんも母さんも死んでて、ミーシャは見つけたと思ったら死んでて…!挙げ句の果てにΘの器なんてなりたくもないものになっちまったんだ!!」
Θ「殺メッ続ケルコトデ救ィ続ケヨゥ♪」
エ「歌うなカレー神!!」
シ「…明ラカニ、エレフセウストヤラノ方ガ不憫ナノダガ・・・」
ラ「・・・そうね、シャイターンがいる分、私の方が幸せなのかも」
シ「ライラ・・・!!我ハ嬉シイゾ!二千年モ眠ッテイタ我ヲ目覚メサセテクレテ感謝シテイル」
ラ「私も、助けてくれた事には感謝してるわ、シャイターン」
Θ「…スッカリ、二人ノ世界デ入ル隙ガナィナ」
エ「…って言うか、シャイターンとΘが出逢ったらって話じゃなかったか、これ?」
Θ「エレフノセィデ、話ガズレニズレタト天ノ声ガ嘆ィティル」
エ「ミラよ…これが、あなたの望んだ結末なのか!!」
天「いや、ミラじゃねぇし」

シ「セメテ、最後クライハ我々デシメヨウカ」
Θ「グダグダニモ程ガアル企画ダッタナ…」
シ「否定ハシナイ」
Θ「ソレデハ、我ハモウ行クゾ。仔等ガ冥府ヘ来ルノヲ待ッティル」
シ「ドウセ、カレー食ッテルダケナンダロウガナ…。我モモウ行ク。君ノ地平線ニ争イガ在ルナラバ我等トモマタ会エル日ガ来ルダロウ。ソレデハナ」

後書き
要するにシャイターンと冥王様の共演が書きたかっただけだったり。
by氷紅

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